2020年2月7日更新

メンタル

高齢出産って何歳から?高齢出産のリスクについて調べてみました

高齢出産は、一般的に35歳以上の女性が定義となっているのですが、この年代で出産することは今では決して珍しくはないですよね。

ただ、35歳以上の高齢出産は、メディアでもさまざまなリスクが懸念されているもの。

ここでは、高齢出産のリスクと、カラダに負担をかけずに新しい命を誕生させるために知っておきたい注意点・日ごろのケアについてまとめてみました。

高齢出産にはどんなリスクがあるの?

女性の場合は、30歳を過ぎたころから赤ちゃんを産むための大切な器官、子宮や卵巣などが徐々に老化していくため、その分高齢出産によるリスクが高まるといわれています。

35歳以上で出産するリスクには、次のような事柄が報告されています。

病気にかかりやすくなる

高齢出産は、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が増える年代といわれているため、この時期の出産は、流産や、赤ちゃんの発育、母体の健康にさまざまな影響を及ぼしてしまうことがあるのです。

高齢出産は難産になりやすい

高齢で、出産がはじめての35歳以上の女性の場合は、若い年代の女性に比べて、子宮口・産道が狭く、固くなっているために、難産になりやすいと言われています。

帝王切開で出産する確率が高くなることで、若い年代の女性に比べると、35歳以上の女性は体力も低下しているため、産後の回復までに時間がかかってしまうことも。

また、母体や子宮の状態が、通常に戻るまでに長い時間がかかり、その期間はさまざまなカラダ・メンタル面の不調に悩まされてしまうこともあるのです。

高齢出産の検査とは?

いくつになっても、新しい命の誕生は、ココロから感動する素晴らしいもの。

ただ、高齢出産でも丈夫で健康的な母体を維持し、元気な赤ちゃんを産むためにも、

  • 血液検査:ホルモンバランスの状態を検査できる
  • 羊水検査:健康に出産できるかどうかの見極めができる
  • 絨毛検査:細胞や染色体の検査をし、高齢出産の準備に備えておく

といったメリットのある検査を受けておくことが重要なポイント◎決してセルフでの判断をせず、母体には予想以上に負担がかかってしまうことを意識して、適度な運動や睡眠時間の確保、栄養バランスのとれた食事などの、ライフスタイルの見直しを始めてみましょう。

~おわりに~

高齢出産は、30年前と比べると、およそ4倍も多くなっていることが報告されているので、昔よりも画期的・効率的な治療を受けられるメリットがあるんです。

高齢出産は、精神的にも熟し、安定した状態で赤ちゃんを育てていくことができるので、リスクを押さえながらも、ドクターと協力しながら、健やかな毎日を送る意識を持ってみてくださいね♪

 

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