生理前って、普段どんなに元気にふるまっていてもブルーになってしまいますよね。
加えて体調も悪かったりするから、イラついていつもはしないようなことをしたりや言わないようなことを言ってしまったり……
この記事では、そんなつらい生理前のイライラに効果的な対処法を3つ紹介します。
・そもそもなぜイライラしてしまうの?
女性ホルモンの分泌バランスが変わることが原因です。そもそも「女性ホルモン」というのは総称で、「エストロゲン」「オキシトシン」「プロゲステロン」「テストステロン」という4つのホルモンが増えたり減ったりして女性の身体をコントロールしています。
生理前には、減っていた男性ホルモン「テストステロン」が増えて来るのでイライラするようになってしまいます。
また、黄体ホルモン「プロゲステロン」も増えてくるため、体に水分が溜まってしまい、その影響で月経前症候群が起きます。
・対処法1「漢方薬を飲む」
漢方薬の中には、生理前のイライラを抑えるものがあります。
女神散《にょしんさん》:実証の人に処方されるお薬です。生理前の不安、不眠、めまい、のぼせを改善する効果に加えイライラを抑えることができます。
抑肝散《よくかんさん》:虚証の人に処方されるお薬です。生理前のイライラをはじめ、めまいや火照りを緩和してくれます。
加味逍遥散《かみしょうようさん》:中間証の人に処方されるお薬です。気分の落ち込みやイライラといった気分の波を抑えてくれます。むくみや冷えにも効果的です。
ちなみに「実証」「中間証」「虚証」は体質により分類分けされるもので、実証は食欲旺盛だったり血行が良かったりエネルギッシュなタイプ・虚証は疲れやすかったり顔色が悪いような虚弱体質の人のことをさします。中間証はどちらの特徴も併せ持っています。
・対処法2「ツボを押す」
生理前のイライラに効くツボは、手の甲側の人差し指と親指の谷の真ん中にある「合谷」というところと、内側のくるぶしの指三本分上にある「復溜」というところです。実証タイプは前者、虚証タイプは後者を押してください。
・対処法3「アロマテラピーをしてみる」
アロマの香りは、体質により薬よりもはっきりした効果が出る事があります。
リラックスに良いアロマは、「ラベンダー」「イランイラン」「カモミール」などがあります。
寝る前に部屋に香りを満たせば安眠にもつながり、ただでさえつらい体を休める事もできます。
・まとめ
女性は、ホルモンの影響で一月に4回性格が変わると言われています。イライラを我慢せずに、少しでも緩和できる方法が見つかるといいですね。
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