2017年8月6日更新

ダイエット

朝食に食物繊維を摂るメリット5つ

朝は忙しいからと、簡単なもので済ませていませんか?朝食は、一日のスタートとなる大切な食事。栄養バランスを意識しながら主食、主菜、副菜を選ぶことが重要です。そこに食物繊維をプラスすることで、カラダにも心にも良い影響が沢山あるんです。

血糖値の急激な上昇を抑える

朝はお腹が空っぽの状態。そこにパンなどの糖質たっぷりの食事のみを摂ってしまうと、血糖値が急激に上昇してしまいます。これを下げようと、ほぼ同時にインスリンも大量に分泌されます。

これにより、血糖値の急上昇と急下降が短時間に起こり、お腹が空きやすくなったり、脂肪が蓄えられやすくなるなどの作用が働きます。これを穏やかに抑えてくれるのが、食物繊維なのです。食物繊維の豊富な食事は、消化に時間が掛かり、その分血糖値も穏やかに上昇していくのです。

生活習慣病を予防

食物繊維には、血糖値の上昇を穏やかにし、その結果インスリンの分泌を少量に抑えてくれる効果があります。インスリンが少量に節約出来ることで、糖尿病を予防する効果も。

インスリンのキャパシティをオーバーしない朝食を摂り続けることは、糖尿病だけではなく、高脂血症やメタボリックシンドロームなど生活習慣病の予防にも繋がるのです。

お昼まで余裕の腹持ち

食物繊維には水溶性・不溶性があります。水溶性は体内で水分をたっぷり吸収し、ゲル化するためお腹に溜まりやすいので腹持ちが良いと言われています。不溶性は噛みごたえがあり、満腹中枢を刺激するので少量で満腹感が得られます。

そして、消化器内の滞留時間が長い食物繊維は、血糖値とインスリンが時間を掛けて緩やかな上昇と下降を行うため、血糖値が安定します。その結果、カラダに糖分が足りない状態である低血糖が起こりにくくなり、急激に糖分を欲することが無くなります。これにより、お腹が空きにくくなるのです。

スッキリお通じをサポート

朝食に食物繊維を摂ることで、腸内で食物繊維が水分を吸収して膨らみ、腸が刺激され、便を送り出す運動である蠕動運動が活発になります。この時、水分もしっかりと摂ることを忘れないでください。

食物繊維のみを摂っていると、便がカチカチになってしまいます。また、食物繊維には腸内環境を整え、善玉菌を増やす働きもあります。こうして、毎朝のスムーズなお通じを強力にサポートしてくれるのです。

ストレスに負けないカラダをつくる

朝は低血糖でパワーが出ない、という方も多いですよね。低血糖状態は、イライラや不安、眠気を引き起こします。食物繊維たっぷりの朝食は、カラダに穏やかに糖を送り込むので、精神的にも安定したスタートを切れますよ。

まとめ

食物繊維は、野菜やキノコ、大豆、海藻などに豊富に含まれています。温野菜サラダや、作り置きの煮物などを、朝食に一品でもプラスするだけで良いのです。忙しい朝にこそ、良質な朝食で気持ちの良い一日を始めてみてはいかがでしょうか。

 

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